枚方なぎさ高等学校

 7月25日浄土宗應典院にて枚方なぎさ高校の「天邪鬼」を観劇させていただきました。
 劇場には、平台が階段状に設置されており、とてもすっきりとした美しい舞台装置
で、これから何が起こるのかとワクワクしました。今回のお話は劇団柿食う客の中屋敷法仁さんの脚本で世界観が独特でそれを演じている役者の姿に魅了されました。特にななひかる役の方の台詞や演技が個人的にとても惹かれました。もちろん、その方だけでなく、皆さんの台詞の間や舞台上での動き方がとても上手くて勉強になりました。
 イマジネーションが武器になる世界、その中で取り残された子供たちが生き残ろうとしている姿が印象深かったです。台詞の中に耳に残るフレーズが繰り返されるところがあり、さらにそれがただ繰り返されているだけでなく、そのシーンでの役者の言い方や感情の入り方が違っていて変化があったので、90分があっという間だったように感じました。そして、生き抜くことの大変さについて改めて考え直させられました。
 枚方なぎさ高校の皆さん、素晴らしい劇をありがとうございました。お疲れさまでした!!!
大阪産業大学附属高校