工芸高校「ぬいぐるみコネクション」を観劇して

7月28日ウィングフィールドにて、工芸高校のぬいぐるみコネクションを観劇させて頂きました。

まず、役者ですが舞台にはぬいぐるみと役者が2人という特別な状況の中で繰り広げられる掛け合いがとても不思議な空間をつくっておりすぐに物語に入り込めました。

物語は、ぬいぐるみに心が宿るというもので時間が進むにつれて証明や音響などの力もあり、舞台装置のぬいぐるみがまるで動いているように感じ、役者ふたりの繊細な演技が輝いていました。

音響は、音楽を一切使わずにセリフなどの特別なことで、そういった使い方もあるのかと感心しました。

証明は、全てゼラ無しでしたが光の加減などを利用して、心情の動きなどを読み取れるように工夫してありました。

60分が一瞬のように感じました。工芸高校の皆さん素敵な劇をありがとうございました。

大阪府立長尾高校

金蘭会高校 7月26日公演 観劇ブログ

金蘭会高校さんの「人魚伝説」のゲネと本番(初日)を観劇させていただきました。

金蘭会高校さんの劇には今回も圧倒されました。最初の始まり方から、最後まで本当に素敵でした。

脚本自体もとても難しいものなのに、やっぱり完成度が高く、どんどん「人魚伝説」にひきこまれていき、2時間越えとは思えないほど短く感じました。

演技だけでなく、歌、衣装、小道具、装置など美意識へのこだわりがたくさん感じられて圧倒されました。

とても深く考えさせられる場面だけでなく、笑いも多く含まれていて、そこの鮮やかなきりかえが素敵すぎて・・・!

そして、声の出し方、どんな姿勢でもしっかりセリフが聞き取れる、殴る演技などのリアルさ、男性役がすごく男性、演出がとても好き!!あの演出はどのようにつくりあげていかれたのか、細かいところまでとても気になっています。また、機会があればお聞きしたいです。

2時間を越えるなかで、無駄な時間がまったくない、すべてが必然で・・・。

音響が・・・こんな音もこんな場面に合うんだなあ・・・つなぎ目・・・!!

そして、1年生の方が、とても1年生と思えないぐらいに上手などなど・・・切りがありません。

車椅子が使われていたことや、様々な高さのある装置を駆使した場面転換、男役がたくさん必要だったり、リアルに殴る、リアルに吃るためのイントネーションなど、たくさんの練習に支えられているのを感じました。それを妥協なくとことん突き詰めていこうとしているんだと感じました。

あと、つまらない恥を捨てることって本当に大事だなと思わせてくれました。恥がないからこそ、思いっきり楽しんで、思いっきり全力で演じられている感じがとても好きでした。

今回の金蘭会高校さんの劇は寝屋川高校の劇と「訴える」というところで共通する部分があったので、こんな風にしたら観る人の心を動かすことができるのかと勉強にもなりました。

個人的にアキ男、シカ男(他3役)、セツ男、詩人、英姫、男爵1、金魚を演じていた方々(多い!)、大好きです。昨年度の大会の「ひまわり」の時から好きだった方もいて感動しました。

好きなシーンもありすぎて書けないです。

とてもかっこよく、かわいく、美しく、きれいで、笑えて、怖いところは怖く、色々考えさせられるこの劇が大好きです!

最後になりましたが、キャストの皆様、裏方の皆様、お疲れ様でした。当番校になれたおかげで、練習風景を少し、ゲネ、本番を観ることができたこと本当にうれしかったです。ありがとうございました。

寝屋川高校 2年

 

鶴見商業高校を観劇して



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全体的にセリフのない後ろにいたキャストの方の細かい動きがとても自然体で、どこも不自然な所が無いなぁ、と思いました。

特に私が感動したのあやねとかかしが声を合わせて台詞を言う場面が何度もあった中で、ずれもなく声をあわせているところです。凄い!と思いました。

また、カンパのお願いなどが終わった後、まだ演技が続いていったことは驚きで、

思考を裏切られたところも魅力的でした。かかしとさなえが握手を・・・する・・・するのか・・・というところで、照明がFOする所に凄みを感じました。不気味な感じがよく出ていました。

表情や声色の切り替えなどとても勉強になる劇でした。とても面白く見させていただきました。ありがとうございました。


担当:堺東高等学校

枚方なぎさ高等学校

 7月25日浄土宗應典院にて枚方なぎさ高校の「天邪鬼」を観劇させていただきました。
 劇場には、平台が階段状に設置されており、とてもすっきりとした美しい舞台装置
で、これから何が起こるのかとワクワクしました。今回のお話は劇団柿食う客の中屋敷法仁さんの脚本で世界観が独特でそれを演じている役者の姿に魅了されました。特にななひかる役の方の台詞や演技が個人的にとても惹かれました。もちろん、その方だけでなく、皆さんの台詞の間や舞台上での動き方がとても上手くて勉強になりました。
 イマジネーションが武器になる世界、その中で取り残された子供たちが生き残ろうとしている姿が印象深かったです。台詞の中に耳に残るフレーズが繰り返されるところがあり、さらにそれがただ繰り返されているだけでなく、そのシーンでの役者の言い方や感情の入り方が違っていて変化があったので、90分があっという間だったように感じました。そして、生き抜くことの大変さについて改めて考え直させられました。
 枚方なぎさ高校の皆さん、素晴らしい劇をありがとうございました。お疲れさまでした!!!
大阪産業大学附属高校 

池田高校

池田高校さんの「SISTERS」を観劇させていただきました。

池田高校さんは部員が3人と少ない中で、溢れるパワーで本当に楽しいお芝居をつくっていらっしゃいました!

まず役者さんは、3人の役がそれぞれに本当にはまっていました!高校生、22歳の社会人、大学院生という3姉妹を演じきっていました。まさか全員高校2年生だなんて…。セリフの言い方や表情から大人っぽさが伝わりました。

また、チェーホフの「三人姉妹」をモチーフにされていたり、父親が死んで遺産相続の話をしたりと難しい内容だったのですが、コメディシーンが多くてとても観やすかったです。本当に面白くて笑いっぱなしなのに、シリアスなシーンとのメリハリもあって、とても考えさせられました。

続いて音響は、歌詞の付いた曲をたくさん使われていました。その入るタイミングが絶妙で、欲しいところにズドーンと豪速球でした!歌詞があるとその歌詞の意味を考えてしまいますが、曲調も歌詞もそのシーンにぴったりでした。

照明は、場面転換時の暗転やサスへの切り替えがとてもきれいで、さすが藤岡先生だなと思いました。音響とのタイミングもぴったりでした。少ない照明でも、ここまで表現出来るんだと気づかせていただきました。そしてピンクのパーライトを活用されていました!

舞台はほとんどが部屋の中だったのですが、役者さんの大きな動きを生かす舞台でした。役者さんの着替えで時間の経過も分かりやすかったです。暗転も何度かありましたが、お客さんを惹き付けて飽きさせないお芝居でした。お父さんの遺影の写真は小道具プレゼントで出して欲しいですね(笑)

たくさん笑えてたくさん考えさせられる、池田高校さんらしい本当に素敵なお芝居でした!池田高校の皆さん、本当にお疲れ様でした!最高の時間をありがとうございました!

山田高校演劇部 吉田優里

大阪産業大学附属高校の公演を観劇して

昨年に引き続き今年も、ゲネを観劇させていただきました。稚拙な文章にはなりますが、感想を述べさせていただきたいと思います。
おふざけ満載のパンフレット、コント風味の前説、お約束のダンス、そして唐突に始まる劇の世界。舞台上で目まぐるしく繰り広げられる展開は、まさに大産大演劇部さんにしか出来ないものだなと改めて感じました。大産大演劇部さんの劇には台本が存在しないそうです。あっても、流れを書いただけの、要は進行表のみが存在する、と。そうなると、役者、そして裏方は、あの膨大な量のセリフや展開を全て頭に入れ、また変則的に起こるアドリブにも即座に対応しなければならないのです。これは本当に凄いことだなと思いました。台本が存在しないからこそ起こる、その場限りの面白味。誰にも、何処にも真似出来ない。そういう所に、大産大演劇部さんの強さを感じました。
劇は、とある演劇部(恐らくは大産大演劇部さんがモデル)の男子部員三人が、突如訪れた部室の消失の危機に立ち向かおうとするお話でした。その立ち向かい方全てが想像の斜め上のそのまた斜め上を行くもので、しかも、どうやっても観客の心がネガティブな気持ちになることが有りませんでした。終わり方も爽快で、一時間が本当にあっと言う間で。「来年も大産大演劇部さんの劇が見たい」と心の底から思いました。
また、アドリブで振られた一発芸や、終盤の全員での合唱、タイミングばっちりな音響と照明、カテコの去り方に、「阿吽」の呼吸を、家族のような団結力を感じました。コメディ作品は、ある意味でシリアス作品より演じにくい。では何故大産大演劇部さんは、コメディ作品をさっとやってのけるのか。それは、仲の良さと練習量に裏打ちされた根気強さがあるからだと思いました。
裏方、役者ともに何もかもが最高の劇でした。ありがとうございました。

担当:関西創価高校

淀川工科

淀川工科高校『日本の大人』観劇レポート

7月23日一心寺シアター倶楽にて淀川工科高校さんの『日本の大人』を観劇させていただきました。

「いい意味で裏切られた」というのが最大の感想です。どういう所がかと言うと、

① 上演が始まる前場内には蝉の声が流れていたのに、卒業式という場から始まること。

② 役者は変わらないが、年齢や時代、役は変わること。

③ ぷーさんの役柄

④ 妹役で、まるやまさん役の方が1年生で、しかも演出までされていること。

他にもいろいろ「いい意味で裏切られた」という場面が沢山あって、面白かったです。

舞台・演技自体も、とても素晴らしいものだと私は思いました。

○照明

・保健室のシーンの青色の明かり

なんだか、幻想的な明かりのように見えました。保健室はどちらかと言うと青色のイメージがないので、新鮮で面白かったです。

・夕日の明かり

赤色よりの桃色と、橙色と黄色がかけ合わさったような色の組み合わせがとても綺麗でした。夕日と聞くと、橙色や黄色のような色が多いですが、それに赤色などを入れることで、より現実的になったのではないかと思います。

・タイムカプセルの色

不思議な色の組み合わせでした。スモークもいい感じになって、明かりが綺麗にハッキリうつっていて、良かったです。

○音響

・M

知っているものがいくつも流れてきて、そのMが邪魔にならないのかなと思ったのですが、演劇ととてもマッチしていて、良かったです。

・SE

フェイドインがとても綺麗にできていました。凄かったです。

○演出・演技

・入りの仕方によったり、髪型によって、年齢や時代、役を使い分けたり、登場人物の違いが出ていて、良かったです。

・妹が足を滑らせて、兄が下敷きになるシーン

兄弟愛がひしひしと伝わってきました。

・たもつくんが少ししか出てこなかったのに、爪痕しか残さなくて面白かったです。

淀川工科高校さん、お疲れ様でした。

素敵な演劇をありがとうございました。

咲くやこの花高等学校演劇部 丸山那樹